2023年の干支は「癸卯」。干支は古来、未来を探るための手段として使われてきました。干支は中国の古い思想である「陰陽五行思想」を礎にした60年周期で循環する暦で、それぞれに意味を持っています。それによると、「癸卯」は、「寒気が緩み、萌芽を促す年」になるようです。コロナ禍以降、停滞し続けていた世の中に、そろそろ希望が芽吹く春がやってきそう。ただし今まで培ってきた自身の力が試される年であることも示唆しているため、最後まで諦めずに希望を持ち続けながら、でも無理をしすぎないことが道を開く鍵になりそうです。
9月…白露/秋分(9月8日頃/9月23日頃) 白露とは秋が深まり、草花に朝露がつきはじめる頃という意味です。空は高くなり、秋雲がたなびくようになり、本格的な秋の到来です。また、実りの秋を前に台風が心配な時期でもあります。秋分とは昼夜の長さがほぼ同じになる日で、この日を境に日が短くなり、秋の夜長に向かいます。秋分の日は彼岸の中日で前後3日間を秋彼岸といい、先祖のお墓参りをする習慣があります。「祖先を敬い、亡くなった人をしのぶ日」として国民の祝日になっています。
10月…寒露/霜降(10月8日頃/10月23日頃) 寒露とは草木に冷たい露が下りるという意味です。秋の場が雨が終わり、ぐっと秋が深まります。稲刈りが終わる頃で、そのほかの農作物の収穫もたけなわとなります。また、北の方から紅葉の便りが届きはじめます。霜降は早朝に霜が降り始める頃という意味です。晩秋を迎え、北の方では朝霜が降り、山々は紅葉に染まります。
11月…立冬/小雪(11月7日頃/11月22日頃) 立冬から立春の前日までが暦の上では冬となります。木枯らしが吹き、冬の訪れを感じる頃。太陽の光が弱まって日も短くなり、木立ちの冬枯れが目立つようになります。木枯らしが吹くのは、風諭型の気圧配置になった証拠です。木々の葉が落ち、山には初雪が舞い始める頃です。「小雪」とは、冬とは言えまだ雪はさほど多くないという意味で、冬の入り口にあたります。
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